エナジーフレームとは
エナジーフレームは、ミズノがバドミントンラケットに採用しているフレーム構造の技術です。公式サイトでは「ENERZY FRAME(エナジーフレーム)」と表記され、インパクトの瞬間にフレームの断面がたわむ(つぶれる)ことで、シャトルにより大きなエネルギーを伝えることをねらった、ミズノ独自の新テクノロジーと位置づけられています。打球面の「形」に着目したアイソメトリック形状などとは着眼点が異なり、フレーム断面の「しなり・たわみ」を反発に活かす発想が特徴です。
メーカーの説明
ミズノは、野球のバットやゴルフクラブの開発で培った「打つ」技術をバドミントンに応用したものとしてエナジーフレームを紹介しています。公式の説明では、ラケットフレームは「つぶれる」とし、フレーム断面のたわみによって高反発を生み出す(同社従来品との比較)としています。インパクトの瞬間にシャトルへより大きなエネルギーを伝えることを目指した、反発性能の技術です。
「より早く、より強く」打つための反発性能の革新として、スピード系・パワー系の両方のモデルに展開されているのがエナジーフレームの位置づけです。
収録データでの搭載例
当サイトの収録データで、公式スペックの搭載技術欄にエナジーフレームの記載があるのは9機種で、すべてミズノの現行モデルです。スピードタイプのACROSPEEDシリーズを中心に、パワータイプのACROFORCEシリーズにも採用されています。
- スピードタイプ: ACROSPEED 8・ACROSPEED 2 など。バドミントン専門店(BDSS)限定モデルのACROSPEED 0にも搭載
- パワータイプ: ACROFORCE 600・ACROFORCE 300
いずれもフレーム素材は高弾性グラファイト系で、フレーム根元まで溝を設けたエアログルーブなど、同社の他のフレーム技術とあわせて搭載されるモデルが多いのも特徴です。同じミズノでも、旧来のFORTIUS・ALTIUSといったシリーズには付かない、新しい世代のラケット向けのテクノロジーという位置づけです。
選ぶときの見方
エナジーフレームはメーカー独自のフレーム技術の名称で、これ単独で優劣が決まるものではありません。実際に選ぶときは、スピード・コントロール・パワーという公式のプレースタイル分類や、重量・バランスタイプ、フレームの素材とあわせて見るのが実用的です。フレームまわりの用語では、断面形状のエアロ形状とボックス形状もあわせてどうぞ。ミズノの収録ラケットはラケット一覧から、条件で絞り込むにはラケット検索から確認できます。