パーフェクトリングとは

パーフェクトリングは、プリンスのバドミントンラケットに採用されているフレーム技術の名称です。ラケットのフレーム(打球面の枠)を輪切りにしたときの断面の形に着目した技術で、その断面を真円(ゆがみのない円)に近づけることで、打球時のフレームのブレを抑えるという考え方に基づいています。名称の「リング」は、真円に近づけたフレーム断面のイメージからきています。

メーカー公式の説明

プリンス公式サイトの製品ページでは、パーフェクトリングを「断面を真円にする技術で、インパクト時のブレをなくし、繊細なタッチによるコントロール性を発揮」する技術と説明しています。フレームのねじれやブレを断面形状の面から抑え、面の安定と、ネット前などでの繊細なコントロール性につなげる、という位置づけです。

これらのモデルは、フレーム全体の断面形状としては公式スペックで「エアロ形状」に分類されています。空気抵抗を抑えて振り抜きを速くするエアロ形状の枠に、断面を真円に近づけてブレを抑えるパーフェクトリングを組み合わせている、という関係です。フレーム断面の考え方そのものはエアロ形状とボックス形状で解説しています。

収録データでの搭載例

当サイトの収録データで、公式の搭載技術欄にパーフェクトリングを挙げているのは10モデルで、いずれもプリンスです。内訳は、現行のD-TXシリーズが4モデル、生産を終えたCOURT D-XR系が6モデルです。

現行モデルでは、D-SHAFTにテキストリーム×ザイロンを組み合わせたD-TX AXIS・D-TX WINGSがパーフェクトリングを搭載しています。一方、COURT ARMS D-XRやCOURT AXIS D-XR IIIといったCOURT D-XR系は、現在は生産を終えた廃番モデルとして収録しています(廃番モデルの扱いは廃番モデルとはを参照)。搭載モデルはいずれも、フレームにテキストリーム(TeXtreme)カーボンを使うシリーズです。素材面の解説はカーボン素材とはにまとめています。

選ぶときの見方

パーフェクトリングは、フレーム断面を真円に近づけて面のブレを抑え、コントロール性を高めることをねらった、プリンス独自のフレーム技術です。似たねらいの設計は各社にありますが、名称や説明はメーカーごとに異なるため、当サイトでは各モデルの公式表記をそのまま収録しています。打球のブレやすさ・とらえやすさに関わる用語では、有効打球エリアのスイートスポットもあわせて確認すると、フレームまわりの設計思想を比べやすくなります。プリンスの収録ラケットはラケット一覧から、条件を絞った検索はラケット検索から辿れます。