2種類のグリップ

ラケットの握りは2層で考えると分かりやすくなります。下地になるのが「元グリップ(リプレイスメントグリップ)」で、ラケットに最初から巻いてあるものや、その張り替え用のことです。その上に重ねて巻く薄手の消耗品が「オーバーグリップ」です。ふだん巻き替えるのは、たいていこのオーバーグリップの方です。

厚さと長さで見分ける

大まかには、オーバーグリップは薄手で、元グリップやレザー・クッション系の下地は厚手です。収録データでも厚さの公式表記があるうち0.8mm以下の薄手が63本と多数を占め、これらが重ね巻き用のオーバーグリップにあたります。反対に1.0mm以上の厚手は9本で、レザーやクッションの下地系が中心です。

たとえばオーバーグリップは、ヨネックスのウェットスーパーグリップが0.6mm、ドライスーパーグリップが0.45mmと薄手です。一方、下地寄りの厚手にはスーパーレザーARCグリップ(1.65mm)や、凸凹加工で厚みのあるツインウェーブグリップ(2.65mm)があります。

巻く順番と交換

巻く順番は、下地の元グリップの上にオーバーグリップを重ねる形です。オーバーグリップは手汗や摩耗で傷むため、消耗したら巻き替えます。薄手のオーバーグリップは複数本入りのパックで売られることが多く、定期的に交換していく使い方が一般的です。

選び方

まずは薄手のオーバーグリップで感触と太さを微調整するのが手軽です。太さの詳しい考え方は厚さの選び方、感触の種類はウェット・ドライ・タオルの違い、長さはグリップテープの長さにまとめています。全収録はグリップ一覧からどうぞ。