最初の1足は「体育館用の専用シューズ」から

バドミントンは急な停止と方向転換の連続なので、最初の1足は体育館用のバドミントンシューズを選びます。屋外用のランニングシューズは横方向の動きを前提にしておらず、アウトソールも体育館の床用ではありません。専用シューズが必要な理由と、普段履き・学校の上履きとの違いは体育館用シューズと外履き・上履きの違いで詳しく整理しています。まずは「バドミントン(またはインドア競技)用」と明記されたシューズを選ぶ、というのが出発点です。

選ぶときに見るポイントは、順番が大事です。以下ではワイズ→サイズ→予算の順に絞り込みます。

1. まずワイズ(足幅)を決める

シューズのワイズ(足幅)2E・3E・4Eの見方と各社の呼び方
2Eがスリム・3Eが標準・4Eがゆったりで、長さ(cm)より先に幅を合わせる

シューズ選びで最初に確認したいのは、長さ(cm)ではなくワイズ(足幅)です。ヨネックスの公式FAQでは、幅の表記は2Eがスリム・3Eが標準・4Eがゆったりと案内されています。合わない幅のシューズは横ずれや圧迫の原因になり、長さだけ合わせても足のトラブルにつながります。

収録データでワイズ表記があるのは163モデルで、標準の3E系がもっとも層が厚く、次いで幅広の4E系、細身の2E系という並びです。普段の運動靴で幅がきついと感じるなら4E系、幅が余るなら2E系から、迷えばまず3E系から試すのが目安です。ブランド別・ワイズ別の該当モデルはワイズ別シューズまとめに一覧があります。

2. サイズ展開に自分のサイズがあるか確認する

候補のワイズが決まったら、そのモデルのサイズ展開(最小cm〜最大cm)に自分のサイズが入っているかを公式スペックで確認します。同じモデル名でもワイズ違い・カラー違いの品番でサイズ展開が変わることがあるため、確認は品番単位で行います。小さい足・大きい足で選択肢が狭くなりやすいので、サイズ端の人はサイズ展開まとめで先に候補を絞ると効率的です。

3. 予算はエントリー帯から

税込定価を収録している136モデルの範囲は6,000円〜33,000円ですが、最初の1足はエントリー帯で十分です。1万円以下でも大人サイズまで展開のあるモデルがあります。たとえばヨネックスのパワークッションストライダービート(9,900円・3E・22.0〜29.0cm)やパワークッションストライダーフロー(7,920円・3E)、ミズノのスカイブラスター4(7,920円・3E相当)・スカイブラスター3(7,480円・3E相当)などです。1万円以下の全候補は1万円以下のシューズまとめにまとめています。

長く続けることが見えてきたら、各社の主力が集まる1万円台後半に買い替える、という進め方が現実的です。

ジュニア・部活動でそろえるとき

成長期のジュニアは、ジュニア専用サイズや「ジュニアから大人まで1品番で続く」モデルが便利です。ミズノのスカイブラスター4(18.0〜28.5cm)・スカイブラスター3(19.0〜28.5cm)は同じ品番で小さいサイズから大人サイズまでつながります。より小さい足には薫風のKHR-D09J(6,000円・18.0〜24.0cm)や、15.0cmから履けるヨネックスパワークッションストライダーフロー キッズ(6,600円)があります。部活動でまとめてそろえる際の全体像は必要な用具一式(チェックリスト)と学生の部活用フルセット予算ガイドが参考になります。

選ぶ手順のまとめ

最初の1足は、(1)バドミントン用の専用シューズを前提に、(2)ワイズ(2E系・3E系・4E系)を決め、(3)候補のサイズ展開を品番単位で確認し、(4)エントリー帯から選ぶ、の順で決めれば失敗しにくくなります。シューズはラケットやガットと違って後から調整できない道具なので、ワイズとサイズの確認だけは省かないでください。用語がわからないときは用語辞典を、選び方全体はバドミントンシューズの選び方を、ラケット側の1本目は初心者向けの選び方ガイドをどうぞ。全モデルはシューズ一覧、条件での絞り込みはシューズ検索から探せます。