バドミントン用シューズは体育館の床が前提
バドミントンシューズは、体育館の床でグリップするインドア用のアウトソールを備えた専用設計です。収録している250モデルは、いずれもメーカーが「バドミントン用(インドア競技用)」として展開しているシューズ(廃番22モデルを含む)で、アウトソール素材を収録している229モデルの多くはゴム底・ラバー系です。屋外用のシューズや室内用の上履きとは設計の前提が違うため、競技として続けるなら専用シューズを用意するのが基本になります。以下で、それぞれ何が違うのかを整理します。
屋外用(ランニングシューズなど)との違い
ランニングシューズをはじめとする屋外用シューズは、主に前方向への連続した動きを想定した設計で、アウトソールもアスファルトなどの屋外路面向けです。これに対してバドミントンは、前後左右への急な踏み込みと切り返し、停止の連続です。バドミントンシューズは横方向の動きや停止を前提に、体育館の床でグリップするアウトソールと足まわりのサポートを持たせた設計になっています。ヨネックスの公式FAQでも、シューズはバドミントン用(インドア用)を使うことが案内されています。
また屋外で履いたシューズは砂やほこりを持ち込み、体育館の床を傷めたり滑りやすくしたりします。体育館用シューズは館内専用として、外履きと分けて使うのが前提です。
学校の上履き(体育館シューズ)との違い
学校指定の上履き・体育館シューズは室内用ではありますが、バドミントンのような激しい切り返しを想定した競技用ではありません。一般的な上履きは、アウトソールのグリップ・クッション・足まわりのサポートいずれも競技用シューズとは設計が異なります。授業やレクリエーションで軽く打つ程度なら室内シューズでも始められますが、部活動やクラブで本格的に続けるなら、体育館用のバドミントンシューズに切り替えるのが安全です。
なお、体育館の床に黒い跡(マーク)を残さないよう配慮されたアウトソールを「ノンマーキングソール」と呼びます。施設によっては非ノンマーキングのシューズが使えないこともあります。この仕組みはノンマーキングソールとはで解説しています。
シューズの中身の違い
バドミントンシューズは、足を包むアッパー、衝撃を受け止めるミッドソール、床と接するアウトソールの3層で構成され、それぞれに競技用の素材・技術が使われています。各層の素材と役割はアッパー・ミッドソール・アウトソールの素材と役割、メーカー各社のクッション技術は各社のクッション・衝撃吸収機構にまとめました。ミズノのウエーブクロー4のようにアウトソールを「合成底(ノンマーキングソール)」と明記するモデルもあり、公式スペックからこうした違いを確認できます。
最初の1足を選ぶときは
これから用意するなら、ワイズ(足幅)を最優先に、サイズ展開と予算で絞るのが失敗しにくい手順です。具体的な進め方は初心者の最初の1足の選び方、選び方全体はバドミントンシューズの選び方にまとめています。全モデルはシューズ一覧、条件での絞り込みはシューズ検索から探せます。