水鳥シャトルの羽根はガチョウかアヒル

水鳥(フェザー)シャトルは、天然の水鳥の羽根と天然コルクで作られます。ヨネックスの公式ページもTOURNAMENTなどの水鳥球を「水鳥羽根+天然コルク」と表記しています。この「水鳥」の中身は主にガチョウ(グース)とアヒル(ダック)の2種類で、公式が鳥の種類まで明記しているモデルでは、その違いが読み取れます。羽根の素材は打球感や飛びに関わる要素ですが、公式が数値で性能差を示しているわけではないため、ここでは各メーカーが公表している素材表記そのものを整理します。種別の全体像は水鳥シャトルとナイロンシャトルの違いをどうぞ。

同じブランドでガチョウとアヒルが分かれる例

鳥の種類がグレードでどう分かれるかは、ゴーセンのGFNシリーズが分かりやすい例です。ゴーセンは検定合格球のGFN110・GFN120(第1種)やGFN130(第2種)を公式に「羽根質:ガチョウ」と表記する一方、検定外の練習球GFN160は「羽根質:アヒル」と表記しています。つまり同じブランドの中で、上位の検定球にガチョウ、普及クラスの練習球にアヒルを充てているのが公式表記から確認できます。

素材表記のある81モデルの傾向

収録116モデルのうち、羽根やコルクの素材が公式に確認できるのは81モデルです。このうち羽根の鳥種まで示すものを見ると、ガチョウ(グース)表記が多数派です。リーニンのG900は「最高級ガチョウ羽根+最高級天然コルク」、薫風のMATCH POINT 99は「ガチョウ特級羽根+天然コルク」、サンカレンのTopは「ガチョウ両羽根(Aクラス)+100%天然コルク」、キズナのF666は「天然鵞鳥羽根+天然コルク」と、いずれもガチョウ羽根を明記しています。アヒル羽根を明記しているのはゴーセンのGFN160やサンカレンのRoyalなどで、数のうえでは少数です。

「特級」「Aクラス」などのグレード表記

羽根の鳥種に加えて、メーカーは羽根のグレードを言葉で表記し分けています。リーニンのG系は、G900の「最高級ガチョウ羽根」からG800の「最高クラス・一級ガチョウ羽根」、G700の「高級ガチョウ羽根(厳選)」、G500の「ガチョウ羽根」まで、上位ほど強い表現のグレード表記が付きます。薫風もMATCH POINT 99の「特級羽根」に対し、下位のMATCH POINT 70は「ガチョウ羽根」と表記が変わります。「両羽根」という表記もサンカレンやマテリアルクルーの各球で使われています。これらは各社が独自の基準で付ける表記なので、ブランドをまたいで数値比較できるものではありませんが、同じブランド内でのグレードの上下を見分ける手がかりになります。

羽根の素材とグレード・価格

上位グレードの羽根表記は、検定区分や価格の高さとおおむね対応します。ガチョウ羽根の検定球は検定球まとめ(第1種・第2種)に、羽根グレードが1段下がる検定外の練習球は練習用シャトルの選び方に整理しています。1個あたりの単価での比較は1個あたり単価で選ぶシャトル、台(コルク)側の作りの違いはシャトルのコルク台・ヘッドの種類をどうぞ。全モデルの素材・検定区分・価格はシャトル一覧で比較でき、水鳥のみの絞り込みも使えます。用語の確認は用語辞典へ。