まとめ買いは4点を先に決める
シャトルは部活・サークルの用具費でいちばん消費が激しい消耗品です。人数分をまとめて買うときは、値段だけで選ぶと大会で使えなかったり、季節に合わず飛びがそろわなかったりします。収録116モデルのデータを踏まえると、まとめ買いの前に確認したいのは「検定区分」「スピード番手」「入数と単価」「大会球と練習球の配分」の4点です。順に見ていきます。
1. 検定区分を出場する大会に合わせる
大会で使うシャトルは、大会要項や主催者の指定で決まります。全国レベルの公式大会では第1種検定合格球、都道府県・地区レベルでは第2種が使われるのが一般的です。まとめ買いのうち大会用は、指定球そのものか、同じ検定区分でグレードの近い球にそろえるのが基本です。検定区分の意味は検定球(第1種・第2種)とは、水鳥の検定合格球の一覧は検定球まとめにまとめています。ビクターのMASTER-ACE(第1種)やMASTER ONE(第2種)のように、同じブランドで検定区分がグレード分けされている例が多くあります。
2. スピード番手を体育館の季節に合わせる
シャトルは気温が高いほどよく飛び、低いほど飛ばなくなるため、多くのモデルが複数のスピード番手を用意しています。番手展開があるのは64モデルで、数字が大きいほどよく飛ぶので、寒い時期ほど大きい番手を選ぶのが基本です。真夏と真冬の体育館まで考えると、番手の展開幅が狭いモデルでは季節によって合う番手が無いこともあります。年間を通して同じ球でそろえたいチームは、展開幅の広いモデルを選ぶのが安全です。展開幅の比較はスピード番手対応表にまとめています。どの気温にどの番手が合うかの対応表は各メーカーが公表しているので、発注前に公式ページで確認してください。
3. 入数と1個あたり単価をそろえて比べる
シャトルの税込定価は入数で変わるため、パックの値段ではなく1個あたりの単価で比べると割安・割高が見えます。水鳥の大会球・練習球は1ダース(12個入り)が標準で、ナイロンやレジャー用は6個・3個入りが中心です。入数の選び方は入数(1ダース・6個・3個入り)の選び方、単価の横断比較は1個あたり単価で選ぶシャトルにまとめています。まとめ買いは球数が多いぶん、1球あたり数十円の差でも合計では大きく効いてきます。
4. 大会球と練習球を配分する
検定球を毎回の練習で使うとコストがかさむため、「試合形式は検定球かそれに近い上位球、基礎打ちやノックは検定外の練習球やナイロン」という段階の付け方が現実的です。練習球の価格帯は練習用シャトルの選び方、コストを抑えるナイロン併用はナイロン・合成シャトルまとめにまとめています。1年で必要になる球数は練習量やチームの人数で大きく変わるため、ここでは具体的な本数は示しませんが、大会用と日常練習用の比率を先に決めておくと、まとめ買いの内訳を組みやすくなります。
発注前のチェックまとめ
大会指定球に合う検定区分か、体育館の季節に合う番手か、1個あたりの単価は妥当か、大会用と練習用の配分は決まっているか。この4点を押さえてから発注すると、買い直しやムダを減らせます。全モデルの検定区分・番手・入数・定価はシャトル一覧で横断比較でき、シャトル検索なら水鳥のみ・ナイロンのみや検定区分・定価で絞り込めます。用具全体の部費の組み方は部活の予算ガイド、シャトル選びの全体像はシャトルの選び方へ。